心理学

この色が気になったら休息サイン。3段階

こんにちは、ヒサキです!
色彩は科学!フリーランスの仕事し過ぎ予防に役立つ内容です。色彩で自己管理。

クリエイターやフリーランスの方、一日何時間ほど働いていますか?
納期前やプロジェクトにあわせて働き方が変わるということも最近は多いのではないでしょうか。自分はそこそこ生活リズムが変化しちょいちょい不定期なお仕事状態であったり、仕事し続けていたりしています。

好きな作業や集中しているときは予想以上に時間がたっていたりと、気づかないうちに自己管理をこえて動いていたりします。早く寝たらよかった、休むつもりだったのに、、などなど。

自分で気づくって難しいねん、、!気づけたら対策もできるんやけど、
というわけで気づけるかどうかが勝負!

ちょっと疲れてる、心がしんどい、という積み重ねは実は恐ろしいことで時間をかけて蓄積される間になれてしまって、感覚が麻痺します。
結果としてはブラック会社をブラックと感じなくなったり最終的にウツになったりと身体、経済ともに不健康に陥ります。

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「なんだか気になる色」は常に変化しています

人間はいつも同じ心身状態でないので、今はこの色が苦手、最近きになるのはこの色、など日によって、気候によっても感じ方がかわります。
もちろんずっと好きな色がある、この配色が推し!ということもあります。

色彩は科学、光の波長、波長が人間の心身に作用する、その作用はさまざまです。

「最近やたら目につく色」「最近この色きれいだな〜と感じる」「もっとこの色を眺めていたい」「歩いていてもその色ばかり目に飛び込んでくる」
そういう時は健康にかかわるサインとう場合があります。
そんな3色を紹介します!

第1段階:GREEN

色彩心理学の観点から

GREENが気になる方、肉体的な疲労を抱えている可能性が高いので
休息・休養をとる必要があるかもしれません。

GREENという色の性質が「休息」「癒やし」です。「休息」は休むという意味から、じっとして静養する、から転じて「とどまる」という意味もあり「停滞」を表します。
暗く深い緑になればなるほど「停滞」の意味が強くなります。深い森に入ったときにときがとまったように感じることも色彩のなせる感覚です。

「じっとする」というのは、動かない、肉体的な制約をかけられる、ということで
身体的な休息を必要とした状態です。
鎮静や生命力の衰退:虚弱や疲労の象徴ということになります。
緑十字のカラーが緑、ということもこのあたりに起源があります。
ゆったり過ごして「回復」「蘇生」する場所という意味があります。

寝不足や過労が続くとグリーンが欲しい!!!という精神状態になります。
自覚がなくとも「森林浴に行きたい」「緑にかこまれたい」「風光明媚な自然に癒やされたい」というときはゆっくり休息をとってください。そんな時間ないわ〜〜〜!という方は可視化です。

疲れている自覚のない方は1週間、1ヶ月の睡眠時間、労働時間を記録し見えるように数値化すると「え、やばいやん。。!」ということに気づけます!数値化すると客観的に判断できるのでおすすめですw

緑にはほかにも「成熟」という意味もあります。これも成長し、安定期にはいったことを意味します。
安定も振れ幅がないので「停滞」という意味合いも含みます。
また、同じグリーンでもより明るいライトグリーン「黄緑」は成長過程、発展中という意味があります。

黄緑は成長の色、起業したての方にも好まれます

体力の回復にはまずは睡眠、疲れがとれるとよく耳にする糖分も、とりすぎは疲労の原因になります。クリエイティブなことやってると脳みそ疲れたー!甘いもの、、大好きな3月のライオンでも隈倉九段がケーキ食べてたりしますが、常人は真似をしちゃダメなやつ。糖分は疲労をためる原因になるのでほどほどに^^自分自身にも言い聞かせながら。

第2段階:BLUE

色彩心理学の観点から

BLUEが気になる方、精神的な疲労を抱えている可能性があります。
精神的なストレスを軽減する必要があるかもしれません。

BLUEという色の性質が「大人」「自制」「冷静」です。「自制」は自身を抑える、という意味合いから自身の感情や望みを抑圧している可能性があります。ブルーという色が大人に好まれる色なのは、「大人ならではの自制心・社会の中での忍耐」を表すからです。これが行き過ぎると感情を抑制しすぎて、しんどい、果てには「鬱」を患ってしまいます。

暗い青色は一層抑圧が厳しいものであること、憂鬱や絶望、感情が冷え切った状態を表すので危険です。紺色のスーツが一段と大人っぽく見えるのも納得です。

気持ちがしんどい、鬱で休職や退職された方が「ダイビング」を始めることはよく耳にします。
ダイビングは360度ブルーの世界に囲まれることができるので精神の癒やしに効果的なのです。

抑圧された感情を自身の趣味などで発散する、水族館で青に囲まれる、海を見る、話をきいてくれる人に相談する、など速い段階でストレスに気づいて対策を!

第3段階:PURPLE

色彩心理学の観点から

PURPLEが気になる方は「病気や怪我」「精神の病気」を表すことがあり病院に行く必要があるかもしれません。

PURPLEという色の性質が「神秘」「傷病」「死」です。「死」は生きるものが経験できない未知の経験です、そこから転じて「畏怖の念」「神秘的」「高貴」などの意味あいもあります。

紫外線は化学作用が強い色です。紫外線と近い紫の波長は治療作用がある、といわれており病気だからこそ紫の治癒能力をもとめるともいわれています。

鬱になり不安になると社会性が失われてゆきます、その逆の世界である精神の世界や神秘な世界に近づきます。
解決にいたるかどうかはわかりませんが、不安な時や精神を病むと具体的に計画をたてて行動すればよいですが、占いに通ったり、追い詰められた人はあやしい宗教に走ったりします。
昔から宗教の色は紫が多いのも精神性が強いものであるためと考えられます。

クリエイティブな創作活動をされる方は精神性を大切にし創作するため紫を好む方も多いです。また、神秘性という意味合いから女性に着用される色としても好まれています。また神秘性から非日常である性をあらわす色としても認識されています。

健康診断に行けてない方は是非病院へ。決まった箇所に紫を用いたい場合はその部位を患っているかもしれません。複雑な色なのでどの意味が自分に響くのか、で判断されることをすすめます。

この1色が気になる!という場合いろんな要因が考えられますが、
「緑→青→紫」という流れをたどっている場合は
注意が必要です。

その後に「黒」という「抑圧と恐怖」の流れになるとやばいです。

黒のもつ良い意味としてはプロフェッショナル、スタイリッシュ、秘密めいた、など他の意味もあります。プロに徹する、私情をはさまず自身を殺して、などが通ずる観念かと思われます。

まとめ

色はそれぞれ、複数の意味をもっています。
また、色が気になる原因は多様です。身体的な側面、心理的な側面、その一瞬の気分も作用します。
色が気なるという原因は1つではないです。

なぜ気になるのか、その色の意味を調べ、症状や色の持つ意味が自分自身にあてはまるのか検証することで自分を見つめ直す機会にもなります。

また、1週間、1ヶ月と毎日気になる色を記録し生活と照らし合わせて診断をおこないます。
デザイン提出が近づき緊張するときに出現する色、初舞台が上手くいき上機嫌なときに現れる色、少し疲れたときに出現する色など人それぞれすこしずつ出現するバランスも異なります。

自分にかける時間がない、自分に気遣う時間をとれないということが不健康への第一歩。
1日に10分でも自分の状態をチェックして予防するのが健康に働ける秘訣ですね。
日常にあふれる色彩でぜひ健康を意識してみてください!

ひさき

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