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「シタイラボ」で死体になってきました。【R15】

こんにちは!ヒサキです(@hisaki_tkd)
先日メディアやSNSで人気の人間ラブドール製造所(@NLD_Osaka)が提供する新サービス逆転変身専門店「シタイラボ」(@shitailab)を体験してきました!
注)ショッキングな画像が苦手な方はスクロールしないでくださいね。

逆転変身っていったいなに。。。?

シタイラボオフィシャルサイトより TOPページ

死と死体の疑似体験

逆転変身専門店、そのものを逆転し体験できるサービスを提供している「逆転変身専門店」の新サービス!

生者が死者となって自分のエンディング「死」を疑似体験できる。
知識を得てあたまで理解することは「わかったつもり」になりがちです。
失敗は挑戦してこそ得られる経験、体験や経験こそが新の理解や気付きにつながる生きた経験になりますよね、(このばあいは死んでいるのですが。。)

逆転することで今を知ることができる!客観的に自分の今を考えるきっかけになる、そんなシタイラボさんのサービスどんなんでしょうか、いざ体験へ!

このサービスの生みの親は「LEiyA ARATA:新レイヤ」さん、他にもおもしろそうな活動をされています。

死を体験しようと思った動機

自分で体験し、実感したい。

生きていて思うことは、何事も実際に自分で体験してみないとわからないということです。 
その人が体験した経験は個人的なものだと考えています。その人の主観もはいる、体調も関係あるでしょうし価値観や語彙力によっても語られる内容はちがってくるでしょう。

というわけで自身で体験してきました。

このサービス自体がエンディングまでをどう過ごすか、おくりびとサイドからの視点「看取り」などここ10年ほどでオープンになってきた「死」。
「死」にまつわるビジネスは急速に成長をとげ競争が激しく様々なサービスが展開されていて驚きます。

以前、葬儀屋さんのデザイン制作をしている時期がありました。
葬儀業界、驚きのサービスの数々で、骨をダイヤにしてアクセサリーとして身につけられるサービス、木と骨を一緒に植える樹木葬、空に飛ばすバルーン葬、海への散骨は撒いてよい場所が厳密に規定されていたり、大気圏を突破するロケットへの予約をする宇宙葬もありました。
宇宙葬は高額やったと記憶してます。

弔い方も選べる時代、お葬式もホテルでパーティーの会食形式でおこなわれる様式が存在し、もちろん喪服ではない服装で弔う方法もうまれています。
時代は変化している!

10年ほど前はいまでいう「家族葬」が「密葬」とよばれていました時代でした。
「密葬」という言葉のもつ陰湿っぽいイメージが自分自身は苦手でした。
秘密にする、公でない、という意味合いでマイナスワードっぽいなと感じてしまって。
身内だけでおこなう「家族葬」という名前はとてもほっこりとしてよい言葉だなと感じます。

時代を経て変化したのは情報がオープンになっているということ。
少しまえまで葬儀は実際に行われるその時まで「料金」の詳細が不明瞭なサービスでした。
現在はインターネットの普及や葬儀社同士の競合で内約もわかるようになっています。事前の予約で割引サービスもあったります。
最初に価格をオープンにした葬儀社はニュースになっていたり新聞にもとりあげられたりしていました。

こんどは情報過多で何を選べばいいのかという新しい問題もうまれていますが、10年ほど前には選べるほど情報がでまわっていないという状態で確実に時代は進んでいますね。
情報がオープンになるほどサービスも洗練されてゆく、誰もが必ず使うサービスなのでよりよくなってほしい、そしてやっぱり悲しいときには、きがねしなくてよい、信頼できるサービスを受けたいという願いがあります。

「死」はかならずすべての生きるものに訪れる、その前に

「死」という経験をオープンにして、生きている間に向き合い考える機会が増えることは、今を前向きに生きることに直結していると思います。

そんな死に対する想いもあり、信頼できるフォトグラファー、レイヤさんのサービスということもあり「シタイラボ:エンバーミングプラン」を体験しました、、!

エンバーミングプラン、セルフ弔事で自分の人生を見直す時間を体験「死生観を問う特別な時」でこんな気持ちに。

どんなふうに死にたいのか、そして自分の死に方を考え、自主的に決定します。
望まない死に方というのもあるでしょう、自分は病床に伏せる、軽トラにはねられて死ぬのは嫌だなという逆願望があり、そんなことも考えつつ結構なパターンを考えました。

30年後や50年後の死は想像することが難しくて、今のこととして考えるためにも数年以内の死を想定しました。

弔事を事前に書くことで今を客観視する

これは自分と深いかかわりのある人達が書くのでしょう、自分が死んだときにどう書かれるのか、と自分で文章を考えるのはこれまでの生き様に比例した文章+死ぬまでの見込み行動をふまえて、いろいろと反省させられる気持ちになりながら記入しました。

人生最期の、と思うと手抜きできない。。!そして思っていたより爽やかな心情になりました。

感情を出し切ってスッキリしたような、そんな弔事で本番にのぞみます。
人とシェアするのは正直はずかしいですが、シタイラボには守秘義務があるので安心です。

現場検証から入棺白葬導師読経の儀を体験してみて

現場検証

もはやしゃべってはいけない。

自身がオーダーした死に方をプロの技能をもつ介添師たちが作り上げてゆきます。
プロのメイクをほどこされ、身体の向きや表情など自然な演出で死に導かれてゆきます。

周りから自分が「死体」として認識され「死」に沿った処理がすすめられてゆく何もできない状態を味わいます。

この時に感じたのは生きていないと何もできない。話すことも動くことも、意志を伝えることも。いろいろと誤解されたまま死ぬのは辛いので遺書やエンディングノートに考えや思いやその後どうして欲しいのかを書こうと考えていました。

リアルさと不可思議な体験のちょうど狭間のような感覚。リアルさだけを追求するのではないところもよかったです。

ヒサキが選んだのは「栄光死」

受賞の最中に撃たれて即死、という「栄光死」。苦しんで死にたくないという強い願いも。手にした花束は当日シタイラボ撮影現場付近の花屋さんで調達したものです。受賞の花束。何かの賞を取りたいという深い欲望がつまっています。
弔事はその頃にはいるんじゃないか、というパートナーが読み上げるというドラマティックな設定です。

当然ながら写真が完成するまで自分がどうなっているかはわからないです。

衣装、花束、飛び散らした脳の具材は持ち込みました。シタイラボさまサイドで血糊は用意してもらってました。

事前にカルテを記入して提出するので、必要なものは打ち合わせ時に聞くことができました。一生に一度の儀なので、とても丁寧なやりとりで当日のイメージも描きやすく親切な対応に感動。。。!

入棺白葬導師読経の儀

白葬のメイクでこの世を旅立つ準備を整えてゆきます。

花とともに入棺です。棺おけの中は苦しかったです。そして背中が冷たく腰がかなり冷えました。
という感覚も生きているからこそ。生と死の対比にみちた経験、、!

生きていたらおよそ入ることのない場所で死体、いままさに、せやで、死体やで。。という感覚でした。
という感覚があるのも、、生きているからこそ、、、というエンドレスw

冷たいし不自由です。実際に足や手が開かないように紐で縛られています。
人間の感覚をいたわる必要がなくなることも死の一環ながら、メイクや花をいれる、蓋をする、などシタイラボから行われることは非常に丁寧です。
生を失った物体にかける優しさは醍醐味です。

入館白葬ではさきほどと異なるメイクに。

入棺白葬導師読経|現役僧侶「かとうれい」(@ReiTS14)さんによる贅沢な読経。身動きはできない棺の中に響く癒やしの声

「独白」何かしら話しを聞いていただく、というシタイラボ独自の時間があります。

思い残すのか、そうでないのか、そのときにならないとわかりませんが、このサービスの要になる部分、生前に準備ができるところです。可能ならば自分は準備をして当日を迎えたい。

高齢者が昔のことを語るのは、人に話すことで自身の心の整理整頓をしてゆくためといわれています。一種のカウンセリングで、終焉にむけて心を整理整頓してゆきます。

その際に、なぜこのサービスをうけるに至ったかなど「僧侶でAV女優のかとうれいさん」とお話しさせてもらいました。れいさんは普段は困っている方や本当に悩みを聞いて欲しい人と対話されています。ので、その僧侶を独り占めしていることに罪悪感もいだきつつ。

かつては現代のカウンセラーとよばれるしごとは地域のお坊さんがされていたそうです。地域の方の話を傾聴しては説法に照らしてその方の心が軽くなるように、素直になれない方が素直に反省できるように、地域の方々のガス抜きもふくめた役割をはたしてらっしゃった。
現代でも当事者でない第3者がコミュニティの風通しをよくすることがあったりと、利害関係の外の人間による解決は有効です。
上のものを出せ!というのも同一です。違う人がでてきて解決する場面は多いです。

かとうれいさんへの「独白」タイムは自分を語る時間としてはぜいたくすぎる時間でした。
れいさんのカウンセリング・マインドはかるくLv.99をこえています。と感じました。

幼い頃から修行してきたれいさんは大学講師もされています。偉い僧侶をイメージしてみてください、権威的なきらびやかな袈裟やたいそうな肩書で、はは〜〜っと敬われる感じでは?
「そいういう印象は僧侶の本質ではない」とれいさん。

権威を目の前にすると言いたいこともいえなくなるので、
れいさん「だから私はギャルねーちゃんスタイルなんです!」権威を放棄し脱マウントですよ。
ヒサキ「わかる!先生って肩書はずしたとたん周囲の態度ががらっと変わった!」
と他にもいろいろな話しをさせてもらいました。

人生って全部修行やな、とかねてからの認識が強化されました。
※「独白」はメイク施術前、最初に時間を設けられています。

幼いころから仏門で修行をされてきたれいさん、話しは深く心に響く内容で、日常では味わえない言葉の選び方や細やかな心遣いが染み入りました。棺おけの中でともに読経を聞いた花束は今も家に飾っています。

かとうれいさんをもっと知りたい!

とても濃ゆい半生がつづられています。壮絶な生き様を思わせない笑顔と思いやりに人間的な凄みを感じます。

現代ビジネスより「かとうれい」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65257
そして、、まさかのシタイラボを通して週間大衆デビューを果たす。
週間大衆:右下にいます!!!

令和の時代にグラビア袋とじつきの昭和感がたまらないです。

体験してみて、どんな気持ちが芽生えたか

数時間という体験時間でしたがとても不思議でした。
気持ちはスッキリ、日常の区切りを感じました。

卒業式や転職する時のような人生の区切り的なものです。

体験したこと、経験したことは自身で予想したり、考えている以上に感情にくいこんできます。

自分が動けず、しゃべらず、何もできないのに介添師によって場面はどんどん展開してゆきました。。死んでるのを感じながら、スタッフが動いているので生きてる者と死んでる者の違いも感じました。何もしなくても進行してゆく。

そうなると主体性がなく(死んでるので当然ですが)、生きていても周りにながされたままで、
勝手に物事が進んでゆくのに意志を持たずにながされている、ということは「死んでる」ということですね。

対極の体験をすることで、
生を見つめ直し、動ける喜びも実感、まだ生きていろんなことをしたい!
と思いました。

「シタイラボ」の介添師はホスピタリティが高い!最初は緊張していましたが時間が経過するにつれてすっかり安心してサービスを受けることができました。

就活の一環で棺おけに入ってみよう、などの集客就活イベントがイオンなどで行われていますが、個人的には、しっかりと「死」に向き合いたい、自分自身の「生」に向き合いたいという方はセラピー的な観点からも体験してみることも選択肢の1つにいれてみては、と思います。

願った通りのお葬式を生前葬として行うというのもこれからのサービスとして増えそうです。

とても哲学的で、セラピー要素をふくんだ死を体験できるサービスでした。

シタイラボのスタッフのみなさま、ありがとうございました!
興味のある方はぜひサイトを見てみてください、ヒサキの他にも体験者のギャラリーを見ることができますよ!

新レイヤさんといえばメディア出演多数!
こちらの「人間ラブドール」もチェックです。

人間ラブドール製造所 オフィシャルより

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